DT日記

家を離れた自宅警備員の日記

そろそろデスクトップLinuxと向き合ってみるか

いままでなあなあと Ubuntu なんかを手間をかけない設定のままで使ってたので、自分なりにカスタマイズしようとしたまとめ。それと、SKKのリハビリ。

デスクトップ環境

Ubuntu の Unity はいらない子Ubuntu Classic とか使ってもいいんですけど、このPCはあんまり余裕のあるスペックってわけでもないので、可能な限り軽くしたい。

そこで、ひとつの方法論として、LXDE を入れて Lubuntu にしたいよね。これで結構軽くてべんりな感じにはなります。最近の Mac に毒された感じのウィンドウと違って、右上にボタンが付いてるのがナイス。

……と、ふつうならここで妥協しておきたいところだけれど今回はせっかくなので、タイル型ウィンドウマネージャに挑戦してみたい。それが何者なのか、詳しくは 日本タイル型ウィンドウマネージャ推進委員会 Wiki - 日本タイル型ウィンドウマネージャ推進委員会 - OSDN を参照。

最近は awesomexmonad が人気あるみたいだけど、ここは awesome の方で。こっちの方が、たぶん初心者には易しい。ただ、カスタマイズしようと思ったりマルチディスプレイで運用するなら xmonad 一択だとか。awesomeUbuntu のパッケージライブラリにあるので、 sudo aptitude awesome とかで一発で入るはず。

GNOME? なにそれ? ってレベルで Ubuntu とかデスクトップな Linux に慣れてないと、awesome では軽く詰む場合があるので注意。ファイルマネージャをどうやって起動すれば良いのかもわかんないよ>< とかね*1。その点、Lubuntu は割とおすすめできる。いろんな意味で Windows っぽいしね。

LXDE にくっついてくる LXTerminal も軽快で綺麗で良い感じではあるのだけれど、稀に表示が変なことになる気がするので、 GNOME端末 で良いかなあ……。

日本語環境

これ重要。Anthy? なにそれおいしいの? 我々には Mozc があるじゃないか! ってわけで、入れませう。

……と行きたいのだけれど、やっぱり Mozc なんてださいよねー、と思ったので、わたくしは SKK に逃避することにします。 uim-skk です。導入は uim-skk インストールon Ubuntuメモ - YKMbPP を参照のこと。

乱暴にまとめると、 SKK が大好きなら uim-skk に、そんなん知らんがなってひとは Mozc を使っとくと良いんじゃないかな。

キーバインド

~/.Xmodmap ってファイルを作っておいて、 ~/.xinitrc で xmodmap ~/.Xmodmap みたいにしておくと、 X の起動時に読み込まれるみたいです。

keycode 9 = Escape
keycode 37 = Caps_Lock
keycode 49 = Escape
keycode 66 = Control_L
keycode 105 = Control_R

clear Lock
clear Control

add Lock = Caps_Lock
add Control = Control_L
add Control = Control_R

~/.Xmodmap はこんな感じになりましたー。

  • Emacs力を上げるために、Caps LockCtrl を交換。Mac っぽいですね。
  • 全角/半角 を Esc に。これまた Mac の日本語キーボードっぽく。

で、お次は uim の設定。もちろん標準の入力方式は SKK ! で、入力方式は SKK 専用にするつもりなので正副の切替も切っておきます。全体キー設定で、全体オンを "hiragana-katakana", "<Control>escape 、全体オフを "<Shift><Control>Muhenkan" にしておく。常識的に uim-skk の黄金コンビをオフにすることなんてめったにあることではないので、間違って押さないキーにしておくのが良いです。

ここからが本番。SKKキー設定1から、SKKオンを "<Control>j", "hiragana-katakana" に、半角英数入力モードを "l", "Muhenkan" 、全角英数入力モードを "<Control>Muhenkan" に。続いて、SKKキー設定2のアルファベット変換開始を "/", "L" にしておきます。SKK(高度)から、「Enterキーを単に確定のために使う」のチェックを付けておくと良いかも。あとはお好みで、むしろそのままが良いんじゃないかな。 Anthy はまったく縁のない世界の設定なので華麗にスルー。

コンセプトとしては、「全角英数なんてふつう要らないだろJK」。アルファベット変換は常識的に / なのだけれど、ひょっとして Shift+l みたいなのでも素敵なんじゃね? と思ったので全角英数を追ん出した先に置いてみた次第。



この記事は Linux の設定ってよりもむしろ Emacs の設定の試行錯誤と操作慣熟のために書いてみますた。

*1:Mod4-r nautilsGNOME 標準の Nautils が起動できますぜ