DT日記

家を離れた自宅警備員の日記

現職に入社して二年になりました

そして二年が経ったとさ p(ixi)v

今年は何をやってたんだっけ

PHPたのしい ヾ(〃><)ノ゙

具体的に言ふとアレなことも多いのですが、

  • Webアプリケーションのセキュリティの調査と対応
  • 主要サービスおよび周辺サービス連携機能のリファクタリング
  • pixivスポットライトの設計
  • 主要サービスの多言語化対応についてツールの開発および若干の改善(道半ば…)
  • アプリ用REST APIリファクタリング及び新規開発
  • その他、ほとんどの人が気がつかないような細かい細かいところの改善

まとめると「PHP」なのですが、一年前の記事に「セキュリティ」とか書いてたのは、まあ、さういふことです。地道にこつこつとやってきたことが生きてる感じはします。シェルスクリプトも思ったより書いたしね!

zonuexe/php-http-accept-languageなんかは仕事中に調査したことを、きちんと実装してみた感じです。まあ主要サービスのコードには入れてないんですけど。

社内で発表したスライドとか

来年どうしよう

いままでずっと新入りのつもりだったのですが新しく入ってきたひとたちも多くて、しっかりしなきゃなあみたいな感じあります。あと英語わからんちんって言ってるのはやっぱりつらいので、もうちょっとコミュニケーションとれるようにしたい。

仕事でやりたいことはたくさんたくさんある。さしあたっては来年もpixivとアプリとAPIにご期待ください ヾ(〃><)ノ゙☆

最初の年はRuby、今年はPHP、みたいな感じでやってきたから、次はどうしよう。JavaScript?

宣伝

なんか年末にエンジニア向け pixiv開発のbugリストからの脱出!エンジニア職インターンとかやるみたいなので、来るといいです。僕がどの程度まで関与するのかはよくわかんないけど、握手はできるよ!

東亜飯店


東亜飯店で飯を食べた - Line 1: Error: Invalid Blog('by Esehara' )






私自身の褪色退職は当面なさげです。トラストミー。

プリキュアハッカソン2に参加した

しもめぐろのともだちと会ってきた。ハッカソンが終ったあとは目黒駅近くで飲んできた。

僕は Precure Textbook なるものを作るべく、ちくちくと rails g を繰り返してたらいつの間にか9時間が経過してたでござる、って感じで進捗だめです。

本当は「phprecure!」なるものを作りたかったのだけれど、その前段階として言語に依存せずに利用できるデータが欲しいよねと思ってJSON形式のプリキュア教科書のデータ構造設計に着手し、データ間の関連を見てるうちにActiveRecordで作ってJSON吐いた方が楽じゃね? となってi18nを考慮したいと欲が出てきて… みたいな現状。

そんなこんなで自分の進捗がいまいちだったので、帰ってきてからRubicureに機能を実装してPull Requestを送ってみた 。前々から「チェインジ」とか「メタモルフォーゼ」したいよね、と思ってたのを形にした感じ。 実装方法はすごい適当。

毎度のことながらsueさんお疲れさまです。

また、夏が来る

四年前の冬の話

自分のコード書けなさに絶望し、卒業研究を投げ出して大学をやめることしか考へてなかった。

三年前の春の話

大学を辞めたい気持ちもおさまったところでイシキが高まってTDD Boot Camp 札幌 2.0に参加した縁で id:nakayoshix と仲良くなり、通学しながらアルバイトをはじめた。

二年前の春の話

もろもろの事情により仕事もなくなり、自宅警備をしてた。Twitterで高くなったイシキを持てあまして計算機プログラムの構造と解釈 第二版を読んだりしてた。

二年前の夏の話

そろそろ求職しないといけないと思って東京を放浪してた。10日ほど放浪してたけど、野宿はしてない。ぷらぷらしながら電源のとれるカフェに居坐ってた気がするけど、何をしてたのかよくわからない。

8月18日に、就職ではないが、糊口をしのぐための仕事は決まった。

決まったあとでRuby開発経験を盛るための成果物が必要だといふのでzonuexe/tenarai-sdjreaderを書いた。いまみるとひどいし、なんのアピールになるのかよくわからない。初めてRubyで動くgemっぽいものを書いた気がする。

そのあと

東京に転居し最初の仕事の契約を終了され現職に就職し代々木に転居し現在に至る。

そして

2011年はPythonを、2012年はRubyを、2013年はPHPを書いてゐた気がする。ことしの夏は何を書くことになるやら。

DTと契約の闇と労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律

なんか時空がすごく歪んで申しわけないんですけど闇 Advent Calendar 2013です。

闇っぽいこと二週間以上いろいろ考へてたら全然まとまらなくって長文を何度も書いたり消したりしてたら生活に支障をきたしてる感じがしたので、気分転換に架空の契約書と注文でも書いてみたら結構楽しかったのです ヾ(〃><)ノ゙☆

f:id:zonu_exe:20131230064752p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064801p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064807p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064814p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064820p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064826p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064832p:plain
f:id:zonu_exe:20131230064844p:plain

契約書は著作物?|著作権 侵害・違反を考えるで紹介された判例によれば、土地売買契約書の記載内容は、思想又は感情を創作的に表現したものであるとはいえないから、著作物ということはできないらしいですよ。へー。

僕は善良な市民だから、いたいけな若者を相手にこんな阿漕な契約を結ぶ会社が実際に居るのかよく知らないんですけど、みなさんは真似しちゃだめですよ ヾ(#><)ノ゙

最後に労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律を貼っておきますね。

第二章 労働者派遣事業の適正な運営の確保に関する措置

第二節 事業の許可等

第二款 特定労働者派遣事業

(特定労働者派遣事業の届出)

  • 第十六条 特定労働者派遣事業を行おうとする者は、第五条第二項各号に掲げる事項を記載した届出書を厚生労働大臣に提出しなければならない。この場合において、同項第三号中「一般労働者派遣事業」とあるのは、「特定労働者派遣事業」とする。
    • 2 前項の届出書には、特定労働者派遣事業を行う事業所ごとの当該事業に係る事業計画書その他厚生労働省令で定める書類を添付しなければならない。
    • 3 前項の事業計画書には、厚生労働省令で定めるところにより、特定労働者派遣事業を行う事業所ごとの当該事業に係る派遣労働者の数、労働者派遣に関する料金の額その他労働者派遣に関する事項を記載しなければならない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60HO088.html#1000000000002000000002000000002000000000000000000000000000000000000000000000000

第五章 罰則

  • 第六十条 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。
    • 一 第十六条第一項に規定する届出書を提出しないで特定労働者派遣事業を行つた者
    • 二 第二十二条又は第四十九条の三第二項の規定に違反した者
    • 三 第四十九条の規定による処分に違反した者
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S60/S60HO088.html#1000000000005000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000

補足

会社と労働者の関係が正規雇用でも請負契約でも準委任契約でも、特定または一般労働者派遣事業の許可なしに労働者を他社に派遣して他社の指揮系統のもとで働かせることはできませんよ。当然じゃないっすか^^

ぼくとFuniSayaとクリエイティビティ

そんなものはないし、ない袖は振れない*1 ヾ(#><)ノ゙☆

しかたがないからってわけじゃないけど、ももんが描きました。


「うきうきももんが」/「tadsan」のイラスト [pixiv]


FuniSaya Advent Calendar 2013 - Adventarの12日めでした ヾ(〃><)ノ゙

11日めはid:anoworlカッティングプロッタで羽の様な名刺を創ろう - anoworl's blog、次の13日めは@さんのようです。

じひはない

追伸

なんでそこらでUSAMI Kentaさんとか呼ばれてるのかと思ったら、AdventarにGitHubアカウントでログインしてもGitHubのUsernameとかリンクとか出ないの…

*1:が、仕様がないのでぐだぐだとクリエイティビティの話でもしたうございます。何を以て創作とするかは難しいところではございますが、人は人のつくった創作を糧として有形無形の創作を食んで生きてまゐります。本は心の営養などといふことばもございます。現代社会に於ては既に印刷され製本された書籍といふ形式をとらない創作物がワールドワイドウェブに溢れ、だからこそ私奴は営養を無限に得るべくワールドワイドウェブに心惹かれるのです。私奴が人の創作を食むことを好んで生きてゐるのだと自覚をおぼえたのはいつごろだったでせうか。本が自覚的に手にとって能動的に読むものであるのに対して音楽は人の心に自然に染みわたる創作物です。中高生にもなれば深夜ラジオに耽るものも少なからず居りませうが、私奴もその様な少年だったのでございます。音楽は人の心を無意識に侵す創作物です。その無意識の支配下から逃れるべく、能動的に創作物へと向きあふ様になったのではないでせうか。ワールドワイドウェブに触れたのもその頃でしたが、そこで私奴は二次創作のゲームに触れ、そしてそのゲームは自らにもつくることができるのだと学びます。幸いにして当時(2002年頃…?)には僕の好んでゐた様な様式のゲームを作る環境はあったのです。ところが私奴には集中力がございませんので、プロットを練り上げ、ある程度つくった段階で人に見せることもなく、それ以上にほかのひとがつくりあげた創作を食むことに夢中になってしまふのです。ゲーム、小説、SS、音楽、やる夫スレ。さまざまなコンテンツを食み、自ら生み出すことを望みながらも、胸のうちに生まれたがってゐる発想の種の芽生えを感じながらも手を動かすことができない。ひとに見せられる様なものを作り上げることができない。その様なひとがどの程度居るのかは存じ上げませんが、このようなCGM文化の時代に生まれてきてしまって、食欲を上回る情動を持つことができなかった者の業だと申せませう。私奴はいつの日か創作物を排泄することができるように、10代の時間を日本語に、そしていま20代になった今の時間をプログラミングと、それまで以上に多量の創作を食んでいくことに費やして居ります。世界は創作者に溢れてをります。私奴は次の一年に、またはこれから足を踏み入れることになる20代後半に、もしくは今を基点とした後半生のうちに、自らを創作者として自認できるようになれるのでせうか。とはいへ今の時点で、ぐうの音も出ないほど素晴らしい創作物を目にしたときに、たいへんにつらさを感じつつあります。このような誰の毒にも薬にもならない文章も創作の切れ端であることを信じて、神ではない他人と自分の可能性を信仰しつつ、これからも折れずに自らを貫き、賽の河原のような創作を続けることができるでせうか。恥ぢない人生を送りたいものです。まづは料理といふ創作に情熱を燃やしたいと願ひつつ

もしもパーフェクトRubyがなかったらルビーはたちまち凍りつく

こんにちは! パーフェクトRuby Advent Calendar 2013の4日め! らしいです! 読者です! 発売日に購入しました! タイトルは適当です!

前の記事はid:t2osオンラインパーフェクトRuby読書会 - パーフェクトRuby Advent Calendar 3日目 - tatsuo.sakurai's diaryです。

さて、「パーフェクトRuby」は背表紙の煽り文句にRubyの全てを完全網羅!と書くだけあって、実に豊富な話題が取り上げられた書籍です。

Part5は特に実践的で、いままで書籍ではありそうでなかった「gemパッケージの作り方」「コマンドラインアプリケーション開発」「Webアプリケーション開発」といった実際のRubyの開発チュートリアル、そしてよく利用されるBundler、Capistrano、YARD、Pryといったツールの解説がまとまって居り、一読の価値があります。このパートだけ、もしくはパート4と合せた内容だけで一冊の本になるようなボリュームがあります。

「パーフェクトRuby」の話は細かい話はきっとほかのひとたちがするので、ほかのRuby書籍との比較でもしてみます*1

たのしいRuby

2002年の初版から定評のあるRuby入門書の最新版です(2013年6月発売)。

「パーフェクトRuby」はパーフェクトな本であり、ほかの言語で十分な開発経験のあるひとがすぐにでもRubyのエコシステムを網羅することには非常に向いていますが、残念ながらやさしい内容ではありません。これは難しいと思ったときに読むべきなのはこの「たのしいRuby」です。こちらはプログラミングの経験がなくてもじっくり読んで手を動かしていけばRubyを構成する要素の多くを理解できるような内容になってます。

たのしい開発 スタートアップRuby

たのしい開発 スタートアップRuby

たのしい開発 スタートアップRuby

先に取り上げた「たのしいRuby」が『Rubyプログラミングの基本を学ぶ』ための本だとするならば、「たのしい開発 スタートアップRuby」はエンジニアではない読者が『Rubyでの楽しい開発を学ぶ』『Rubyエンジニアになる』ための本です。「パーフェクトRuby」がRubyで開発する方法を解説して解説して解説しまくるのに対して、「たのしい開発 スタートアップRuby」は技術的なチュートリアルが半分、エンジニアとしての考へかたや方法論といった内容が残り半分で、開発の経験がないひとにも優しく語りかけます。

具体的な内容としてはRubyの基礎から始まり、アジャイル開発、「パーフェクトRuby」では紹介されてないRuby on RailsRSpecチュートリアルなども含まれます。こちらは「パーフェクトRuby」をすこし難しく感じてしまったひとのうち、Web業界の新人や就職・転職を検討してるひとに強くおすすめです。

Ruby逆引きレシピ

通称: 「レシピ先輩(仮)」。

Ruby 逆引きレシピ すぐに美味しいサンプル&テクニック 232 (PROGRAMMER’S RECIPE)

Ruby 逆引きレシピ すぐに美味しいサンプル&テクニック 232 (PROGRAMMER’S RECIPE)

233項目の「レシピ」に分けてRubyの基本オブジェクトやメソッド、Tipsからプログラミング技法、デザインパターンまでが幅広く、それぞれ簡潔に紹介された本です。刊行から既に四年の年月が経ちましたが*2経年で定番が交代したいくつかのライブラリを除けば、未だに色褪せないレシピ集です。逆引きレシピなので「やりたいこと」ベースで目次または巻末の索引から探すのが王道ではありますが、個人的にはぱらぱらっと適当なページをめくって読むのが好きです。

注意としては、「逆引きレシピ」の刊行当時とはRubyGemsのエコシステムについては変化が多いので、「パーフェクトRuby」の内容を参照するようにしてください。

著者のひとりはAsakusa.rbに、残りの4人はRuby札幌によくいらっしゃいますので、気軽に遊びにいって話しかけてみると良いです!

メタプログラミングRuby

メタプログラミングRuby

メタプログラミングRuby

「パーフェクトRuby」でもメタプログラミングについてはPart3のおよそ100ページもの分量が割かれてますが、「メタプログラミングRuby」は300ページまるまる濃厚にメタプログラミングです。正直言ってRubyの経験がない状態で「パーフェクトRuby」のPart3章を読んでも得るものは少ないのですが、Rubyの基礎を知らない状態で「メタプログラミングRuby」を読むことも難しいので、「パーフェクトRuby」のPart2を読んだあとPart3はさらっと読み流しつつ、「メタプログラミングRuby」を読み始め(時に往復しながら)、再度Part3を読むことで納得が得られるのではないかと感じました。相互補完!

明解! Ruby―奥深いRubyの文化を身に付けるテクニック

これも2012年末に発売された、かなり新しい本です。

明解!Ruby―奥深いRubyの文化を身に付けるテクニック

明解!Ruby―奥深いRubyの文化を身に付けるテクニック

これも「パーフェクトRuby」と同じく、ほかの言語での開発経験のある開発者向けですが、「パーフェクトRuby」を『エンジニアがRubyの言語・ライブラリの仕様を網羅的に学ぶ』ための本だとするならば、「明解! Ruby」は『エンジニアがRubyを活かした開発テクニックを学ぶ』『Rubyistになる』ための本です。開発言語としてのRubyに強い興味を惹かれたならば、こちらも是非読むべき本です。



まとめ

まとめてたらエモい長文になったので全部カットで*3

パーフェクトRuby Advent Calendar 2013の次の記事はid:seiunskyパーフェクトRuby Advent Calendar 2013(5日目) - すがブロです。

*1:念のため言っておきますと、はてなダイアリープラス会員ではないので私の手元には一円も入りません。残念ですね!

*2:私が読んだのは2010年の秋だったので… もう三年も経ちます

*3:今回紹介した本のうち、翻訳書を除いた残りには共通した特徴があって勉強会やコミュニティへの参加・交流を強く奨励する章があるんだよ、みたいな話からコミュニティによって一変させられてしまった人生! みたいな話で気がついたらエモくなってました。良くない良くない…